竹川町
たけかわちよう
[現在地名]中央区銀座七丁目
尾張町二丁目の南に続く両側町。東は三十間堀七丁目、西は守山町・内山町。また守山町と内山町に挟まれた場所にも町地があった。町名はかつて当地が竹林であった頃近くの家で竹を売っていたことに由来し、明暦(一六五五―五八)の頃は竹屋町と称し、後に竹川町となったとされるが(東京府志料)、滝山町の古名竹屋町との混同であろう。承応江戸絵図、寛文新板江戸絵図などには竹川町とある。安永三年小間附町鑑によれば小間一二七間、うち京間一一四間五尺九寸五分・田舎間一二間五分、公役銀を納めていた。名主は惣十郎町と同じ。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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