竹竿(読み)チッカン

デジタル大辞泉 「竹竿」の意味・読み・例文・類語

ちっ‐かん〔チク‐〕【竹×竿】

竹ざお。
竹の幹。
斜日―のもとに透けり」〈謡・老松

ちく‐かん【竹×竿】

ちっかん(竹竿)

たけ‐ざお〔‐ざを〕【竹×竿/竹×棹】

竹の幹で作った竿。

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精選版 日本国語大辞典 「竹竿」の意味・読み・例文・類語

ちっ‐かんチク‥【竹竿】

  1. 〘 名詞 〙
  2. たけのさお。たけざお。
    1. [初出の実例]「男者手把竹竿能釣波浪之上」(出典万葉集(8C後)五・沈痾自哀文)
    2. 「宮人の風俗(ならはし)、竹竿(カン)に願糸(ねがひいと)を懸け」(出典:太平記(14C後)一)
    3. [その他の文献]〔詩経‐衛風〕
  3. まっすぐに伸びている竹の幹。
    1. [初出の実例]「斜日竹竿のもとに透けり」(出典:謡曲・老松(1430頃))

たけ‐ざお‥ざを【竹竿・竹棹】

  1. 〘 名詞 〙 竹のさお。たかざお。
    1. [初出の実例]「次元倫以荒文竹竿、為親進来就膝突」(出典:権記‐長保元年(999)一〇月二七日)

たか‐ざお‥ざを【竹竿】

  1. 〘 名詞 〙たけざお(竹竿)
    1. [初出の実例]「竿 竹挺也 竹笭也 遮也 太加佐乎」(出典:享和本新撰字鏡(898‐901頃))

ちく‐かん【竹竿】

  1. 〘 名詞 〙ちっかん(竹竿)

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普及版 字通 「竹竿」の読み・字形・画数・意味

【竹竿】ちくかん

竹ざお。

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