竹素(読み)チクソ

デジタル大辞泉 「竹素」の意味・読み・例文・類語

ちく‐そ【竹素】

《「素」は絹の意》「竹帛ちくはく」に同じ。

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精選版 日本国語大辞典 「竹素」の意味・読み・例文・類語

ちく‐そ【竹素】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「素」は絹の意。中国で紙が発明される以前、竹簡または絹に書を記したところから ) 書籍。転じて、歴史竹帛(ちくはく)
    1. [初出の実例]「竹素之遊詩酒之会其臭如蘭」(出典:新編覆醤続集(1676)一六・以下翌日贈答)
    2. [その他の文献]〔呉志‐陸凱伝〕

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普及版 字通 「竹素」の読み・字形・画数・意味

【竹素】ちくそ

竹簡素絹。詩文や書籍をいう。晋・張協雑詩、十首、九〕眞をうて無爲を(たつと)び るときは、陸沈を貴ぶ 思ひを竹素の園に游ばしめ 辭を(かんぼく)の林に寄せん

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