精選版 日本国語大辞典 「笈仏」の意味・読み・例文・類語 おい‐ぶつおひ‥【笈仏】 〘 名詞 〙 近世、六十六部など、諸国の神仏を巡拝するものが負う厨子(ずし)入りの仏像。扉を開いて後方から礼拝できるようになっている。笈仏〈江戸名所図会〉[初出の実例]「六十六部とて、〈略〉事々敷(ことごとしい)笈を負ひ、笈仏(オイブツ)とて、のぞきからくりの様な仕かけ」(出典:談義本・当世下手談義(1752)三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例