第一種永久機関(読み)だいいっしゅえいきゅうきかん(その他表記)perpetual engine of the first kind

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「第一種永久機関」の意味・わかりやすい解説

第一種永久機関
だいいっしゅえいきゅうきかん
perpetual engine of the first kind

効率 100%以上の仮想的な装置。加えたエネルギー量より多く仕事 (エネルギーと同じ) が得られるならば,無から有を生じて莫大な利益が得られるはずである。このような願望から,多くの人々によって巧妙な機構の種々の装置が設計製作されたが,ついに成功しなかった。 19世紀中期にエネルギー保存則が確立され,この種の装置を得る可能性が否定されて,第二種永久機関の製作に努力が向けられるようになっていった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語 機関

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む