法則の辞典 「第二種塩効果」の解説 第二種塩効果【secondary salt effect】 「共通イオン効果」ともいう.溶液に中性の塩類を添加したとき,反応速度が変化する現象を広い意味での「中性塩効果」というが,そのうち,共通イオンの存在で平衡が移動し,錯体形成に変化が生じることが原因となっているものを「第二種塩効果」と呼んでいる.イオン強度の変化によって,それぞれの活量濃度が変化するのが原因となっている,第一種塩効果*と区別する. 出典 朝倉書店法則の辞典について 情報