日本歴史地名大系 「笹尾峠」の解説 笹尾峠ささおとうげ 滋賀県:蒲生郡日野町鎌掛村笹尾峠蒲生・甲賀の郡界にある峠で、現在は蒲生郡日野町鎌掛(かいがけ)と甲賀郡土山(つちやま)町青土(おおづち)の境界にあたる。近世には御代参(ごだいさん)街道が通っていた。明応九年(一五〇〇)銘の石造板碑の郡界石が現存、「輿地志略」には「此処より十四町許り東に甲賀蒲生の界あり。此郡界に石のしるしあり」と記される。この郡界石には山伏の通行に関する裁許文が刻されることから、当峠は中世の間道として広く利用され、近江の中央部と甲賀や伊賀国方面を結ぶ軍事的にも重要な峠であった。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by
事典・日本の観光資源 「笹尾峠」の解説 笹尾峠 (滋賀県甲賀市)「湖国百選 街道編」指定の観光名所。 出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報 Sponserd by