笹川河岸(読み)ささがわがし

日本歴史地名大系 「笹川河岸」の解説

笹川河岸
ささがわがし

[現在地名]東庄町笹川い

中世から近世にかけての湊津。江戸時代は須賀山すかやま村のうちで、年貢米の津出場であった。応安七年(一三七四)の海夫注文(香取文書)に「さつさかわの津 東六郎知行分」とみえる。文禄三年(一五九四)と推定される午九月八日の大久保十兵衛達状(谷本家文書)に「五千石 ささ川 清彦三郎殿」とあり、徳川家康に献上する柑子の荷作場とその分担代官が命じられており、その発送を急がせている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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