笹草(読み)ササクサ

デジタル大辞泉 「笹草」の意味・読み・例文・類語

ささ‐くさ【×笹草】

イネ科の多年草。やや乾いた山林に生え、高さ40~80センチ、葉は披針ひしん形での葉に似る。ささのはぐさ。

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精選版 日本国語大辞典 「笹草」の意味・読み・例文・類語

ささ‐くさ【笹草】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ささ(笹)
    1. [初出の実例]「信濃左左久左(ササクサ)や 馬に飼ふなや や はれ 駒に飼ふなや」(出典:風俗歌拾遺(承徳本古謡集所収)(11C頃)信濃)
  3. イネ科の多年草。本州中部以西の山林に生える。高さ四〇~九〇センチメートル。葉は薄く長さ一五~二〇センチメートルの広披針形で、五~六枚生じる。夏から秋にかけ、緑色の小穂が円錐形につく。漢名、淡竹葉。ささのはぐさ。しゃし。〔大和本草(1709)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「笹草」の解説

笹草 (ササクサ)

学名Lophatherum gracile
植物。イネ科の多年草,薬用植物

笹草 (ササクサ・ササグサ)

植物。イネ科タケササ類の小形の竹の総称。ササの別称

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