等値概念(読み)トウチガイネン

デジタル大辞泉 「等値概念」の意味・読み・例文・類語

とうち‐がいねん【等値概念】

論理学で、内包は異なるが、外延が同一である概念。例えば、宵の明星明けの明星。外延はいずれも金星をさす。同値概念。

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精選版 日本国語大辞典 「等値概念」の意味・読み・例文・類語

とうち‐がいねん【等値概念】

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] equipollent concept の訳語 ) 二つの概念が内包を異にするが外延をまったく同じにする場合、二概念が互いに対していう関係。「宵の明星」は物悲しさを、「明けの明星」は希望を意味して内包を異にするが、外延は同じ金星をさす類。等価概念。〔論理学(1916)〕

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