日本大百科全書(ニッポニカ) 「等値線図」の意味・わかりやすい解説 等値線図とうちせんず 統計数値を地図に表現する方法のうち、同じ値の地点を連ねた線を地図上に描いて、分布状況を表すもの。等値線は気候図や天気図に広く用いられ、気温、気圧のような観測値の平均だけでなく、継続日数(無霜期間など)、月日(初霜、終霜など)、日数(降水日数など)も等値線で表される。このほか、10アール当り収穫量、耕地率、道路密度なども等値線で表現され、ある地点からの時間距離を示す等時間線図もある。等値線図を見やすくするため、各等値線の間の帯ごとに段階的に色彩を施すことも多い。[五條英司][参照項目] | 気候図 | 地図 | 天気図 | 統計地図 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例