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統計地図 とうけいちずstatistical map

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

統計地図
とうけいちず
statistical map

統計データを地図表現で表わした主題図。普通は行政区画ごとまたは統計単位区ごとに,絶対量,あるいは単位面積あたりといった相対量を示す。例としては,人口図経済地図があげられる。

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世界大百科事典 第2版の解説

とうけいちず【統計地図 statistical map】

対象とする統計の空間的な分布構造がひと目でわかるように,各統計量を一連の記号に置き換え地図上に配置したもの。人口をドット(点)の個数や円の面積に置き換えた人口分布図などが代表例である。統計地図は統計図表と同様,統計情報の視覚的表現方法であり,その特徴は数表と比較すれば明らかであるが,全体的傾向が瞬時に観察できるところにある。数表では,個々の文字としての数値は正確に伝わるものの,全体パターンの観察は困難である。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

統計地図
とうけいちず

統計数値を地図上に表現して、量、密度、価値などの地域的な違い、あるいは地域間の流動量などを示すもの。表現方法によって、コロプレス地図等値線図ドット・マップ流線図などに分かれる。コロプレス地図は、たとえば市区町村別人口密度図のように、数値をいくつかの階級に区分して、単位区域ごとに階級に応じた色彩や明暗で表現するもの、等値線図は、たとえば天気図の等圧線のように、値の等しい地点を連ねた線で表すもの、ドット・マップは、たとえば人口1000人当り1点というように決められた点を分布させるもの、流線図は、物資や人員などの流動の経路、方向や量を帯状の線を用いて示すものである。このほか、量の大小に対応する棒、円または球などのグラフ、あるいは単位量の決められた円、方形、三角形、立方体その他の小図形の集まりを、単位区域ごとに配置させる方法もある。なお、対象となる土地の情報を数値化して磁気テープなどに入力しておき、コンピュータを用いてこれらの統計地図を作成することも行われている。[五條英司]
『大友篤著『地域分析入門』改訂版(1997・東洋経済新報社) ▽総務省統計局編・刊『国勢調査に関する地域メッシュ統計地図』各年版』

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世界大百科事典内の統計地図の言及

【統計グラフ】より


[その他のグラフ]
 グラフの用法について基本的な原則を述べたが,いろいろな用途に応じて,適宜に組み合わせ変形して利用されることもある。地理的にどんな分布を示すかを地図上に記した統計地図,目盛を対数で表した対数目盛グラフなどもこの延長とみてよい。統計グラフの生命は,それが何を物語っているかがすぐわかるように単純明確に表現することである。…

※「統計地図」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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