等倫(読み)とうりん

精選版 日本国語大辞典 「等倫」の意味・読み・例文・類語

とう‐りん【等倫】

  1. 〘 名詞 〙 同じ程度仲間同輩。また、同じ仲間に入ること。〔色葉字類抄(1177‐81)〕
    1. [初出の実例]「弓箭(ゆみや)取っては等倫(トウリン)に劣るべからず」(出典源平盛衰記(14C前)二〇)
    2. 「大膳は身幹長大、壮力その比等倫すべきもの無く」(出典:孤蝶随筆(1924)〈馬場孤蝶〉大力)
    3. [その他の文献]〔列子‐説符〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「等倫」の読み・字形・画数・意味

【等倫】とうりん

同輩。

字通「等」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android