コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

 トウ

6件 の用語解説(等の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

とう【等】

[名]段階。等級。階級。「刑罰のを減じる」
[接尾]
同種のものを並べて、その他にもまだあることを表す。など。「英・仏・独のEU諸国」
助数詞。階級や順位を数えるのに用いる。「一、二

とう【等】[漢字項目]

[音]トウ(呉)(漢) [訓]ひとしい ら など
学習漢字]3年
でこぼこがなくそろっている。ひとしい。「等価等分均等対等同等平等(びょうどう)不等式
順序。段階。クラス。「等級高等差等初等上等親等特等品等優等
同列の仲間。「等輩郎等(ろうどう・ろうとう)
[名のり]しな・たか・とし・とも・ひとし
[難読]等閑(なおざり)

など【等/抔】[副助]

[副助]《副助詞「なんど」の音変化》名詞、活用語の連用形、一部の助詞などに付く。
一例を挙げ、あるいは、いくつか並べたものを総括して示し、それに限らず、ほかにも同種類のものがあるという意を表す。…なんか。「赤や黄―の落ち葉」「寒くなったのでこたつを出し―する」
「よき程なる人に成りぬれば、髪上げ―さうして」〈竹取
ある事物を例示し、特にそれを軽んじて扱う意を表す。否定的な表現の中で多く使われる。…なんか。…なんて。「わたしのこと―お忘れでしょう」「金―いるものか」
婉曲に言う意を表す。…でも。…なんか。「お茶―召しあがりませんか」「今インフレに―なったら大変だ」
「そこ近くゐて物―うち言ひたる、いとをかし」〈・四〉
(引用句、または文を受けて)それが大体の内容であることを表す。…というようなことを。「断る―とは言っていられまい」→なぞ(副助)なんぞ(副助)なんか
「心あてに、それか、かれか、―問ふなかに」〈・帚木〉

ら【等】

[接尾]
人を表す名詞や代名詞などに付く。
㋐複数で、一つにとどまらないこと、その他にも同類があることの意を表す。「君―」
「藤原のときざね、橘のすゑひら、長谷部のゆきまさ―なむ御館(みたち)より出でたうびし日より」〈土佐
㋑謙遜(けんそん)または蔑視の意を表す。「私―」「お前―」
「憶良―は今は罷らむ子泣くらむそれその母も吾を待つらむぞ」〈・三三七〉
㋒親愛の意を表す。
「かもがと我(わ)が見し子―かくもがと我(あ)が見し子に」〈・中・歌謡〉
名詞に付く。
㋐語調を整える。「野―」
「豊国の企救(きく)の高浜高々に君待つ夜―はさ夜更けにけり」〈・三二二〇〉
㋑事物をおおよそに示す意を表す。「今日―」
「この男の友だちども集まり来て、言ひなぐさめなどしければ、酒―飲ませけるに」〈平中・一〉
指示代名詞に付いて、事物・方向・場所などをおおよそに示す意を表す。「あち―」「ここ―」「いく―」
「山ならねども、これ―にも、猫の経(へ)あがりて」〈徒然・八九〉
形容詞の語幹、擬態語などに付いて、その状態であるという意の名詞または形容動詞の語幹をつくる。
「あなみにく賢(さか)し―をすと酒飲まぬ人をよく見ば猿にかも似る」〈・三四四〉
「浜に出でて海原見れば白浪の八重折るが上に海人小舟はら―に浮きて」〈・四三六〇〉
達(たち)[用法]

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

大辞林 第三版の解説

とう【等】

[1] ( 名 )
等級。階級。段階。
( 接尾 )
同種のものを列挙し、そのようなものがほかにもあることを表す。など。 「米・英・仏-を歴訪」
助数詞。順位・等級などを数えるのに用いる。 「一-賞」 「勲三-」

ら【等】

( 接尾 )
人を表す名詞・代名詞、また指示代名詞に付いて、複数であることを表す。目上の人を表す語には付かない。 「ぼく-の誓い」 「われ-」 「おまえ-」 「こども-」 「やつ-」 「これ-」 〔自称の代名詞に付いて謙遜の気持ちを、話し手以外の人物をさす語に付いてその人に対する軽い侮蔑の気持ちを表すことがある。「わたくし-にはとてもまねできません」「子供-はまだ宿題を終えていないのか」〕
名詞に付いて、語調を整えまた、事物をおおよそにさし示す。 「野-」 「今日-」
指示代名詞またはその語根に付いて、方向・場所などをおおよそに示す語を作る。 「あち-」 「ここ-」 「どち-」 「そち-」 「いく-」
人を表す名詞や代名詞に付いて、謙遜または蔑視の意を表す。自分に対する謙遜の気持ちは時代が下るとともに強くなり、相手や他人に対する蔑視の気持ちは古くは愛称としての用法ともなる。 「かもがと我が見し子-かくもがと我が見し子にうたたけだに対むかひをるかもい添ひをるかも/古事記 」 「憶良-は今は罷らむ子泣くらむそれその母も我を待つらむそ/万葉集 337
形容詞の語幹(シク活用は終止形)や擬態語に付いて、状態性の意の名詞または形容動詞の語幹を作る。 「わびし-」 「あな醜く賢し-をすと酒飲まぬ人をよく見ば猿にかも似る/万葉集 344」 「蘇枋すほうの下簾、にほひいときよ-にて、榻しじにうちかけたるこそめでたけれ/枕草子 60

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

等の関連キーワード名詞甲斐再帰代名詞指示代名詞所有格人代名詞ずからちゃんばせちゃま

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

等の関連情報