大膳(読み)ダイゼン

デジタル大辞泉 「大膳」の意味・読み・例文・類語

だい‐ぜん【大膳】

チドリ科の鳥。全長約30センチ。北極圏ツンドラで繁殖し、熱帯地方で越冬する。日本には春・秋に渡来し、海岸河口干潟でみられる。
大膳職だいぜんしき」の略。

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精選版 日本国語大辞典 「大膳」の意味・読み・例文・類語

だい‐ぜん【大膳】

  1. 〘 名詞 〙
  2. だいぜんしき(大膳職)」の略。
    1. [初出の実例]「四月には御禊の日、やがて大ぜんにいらせ給」(出典:栄花物語(1028‐92頃)殿上花見)
  3. だいぜんしょく(大膳職)」の略。
  4. チドリ科の鳥。全長約三〇センチメートルの大形のチドリ。夏羽は背面灰白色で黒斑があり、顔から胸・腹部黒色。冬羽は淡色で腹面の黒色部は消える。体形・習性ともにムナグロに似ているが体が大きい。北極海沿岸で繁殖し、日本には旅鳥として四~六月、八~一一月の二回、各地の海岸・河口・草原などに渡来するが、一部は冬もとどまる。ミミズ・カニ・貝などを食べる。

おお‐かしわでおほかしはで【大膳】

  1. 〘 名詞 〙おおかしわでのつかさ(大膳職)」の略。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「大膳」の解説

大膳 (ダイゼン)

学名Pluvialis squatarola
動物。チドリ科の渡り鳥

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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