筋筋膜性腰痛症(読み)きんきんまくせいようつうしょう(その他表記)Myofascial low back pain

知恵蔵mini 「筋筋膜性腰痛症」の解説

筋筋膜性腰痛症

腰の筋肉の過剰な緊張や、それに伴う筋膜の損傷により起こる腰痛のこと。筋・筋膜性腰痛症とも表記される。長時間の無理な姿勢やスポーツなどによる急激な腰への負荷が主原因であり、骨や関節には異常が見られない。一般的な腰痛の症状のうち8割は同疾患によるともいわれる。俗に「ぎっくり腰」と呼ばれるものは、急性の筋筋膜性腰痛症であることがほとんどで、薬剤投与や湿布などにより炎症を収め、その後ストレッチングリハビリなどを行う。疲労蓄積により起こる慢性症状の場合は、湿布・マッサージ・入浴・腰痛体操などで血行を改善し、痛みや重苦しさを軽減する。予防・再発防止には、筋肉の過緊張に注意しつつ、腹筋背筋の強化を図ることが重要となる。

(2014-9-26)


筋筋膜性腰痛症

腰の筋肉の過剰な緊張や、それに伴う筋膜の損傷により起こる腰痛のこと。筋・筋膜性腰痛症とも表記される。長時間の無理な姿勢やスポーツなどによる急激な腰への負荷が主原因であり、骨や関節には異常が見られない。一般的な腰痛の症状のうち8割は同疾患によるともいわれる。俗に「ぎっくり腰」と呼ばれるものは、急性の筋筋膜性腰痛症であることがほとんどで、薬剤投与や湿布などにより炎症を収め、その後ストレッチングやリハビリなどを行う。疲労の蓄積により起こる慢性症状の場合は、湿布・マッサージ・入浴・腰痛体操などで血行を改善し、痛みや重苦しさを軽減する。予防・再発防止には、筋肉の過緊張に注意しつつ、腹筋や背筋の強化を図ることが重要となる。

(2014-9-26)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

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