筏遺跡(読み)いかだいせき

日本歴史地名大系 「筏遺跡」の解説

筏遺跡
いかだいせき

[現在地名]国見町神代 東里

神代こうじろ川河口部の微高地(標高八―一二メートル)にある縄文時代後期・晩期を主体とする遺跡。大正二年(一九一三)の発見から平成四年(一九九二)までに八次の発掘調査が行われている。遺物は縄文早期・前期のものがあるが、同後期の西平式・三万田式・御領式の各土器や、同晩期初頭の土器が中心で、石鏃などの狩猟具をはじめ、十字形石器・穂摘具形石器・土偶鉄鏃などが伴っている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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