管弦舞楽(読み)カンゲンブガク

デジタル大辞泉 「管弦舞楽」の意味・読み・例文・類語

かんげん‐ぶがく〔クワンゲン‐〕【管弦舞楽】

舞楽で、演奏管楽器打楽器ほか琵琶そうなどの弦楽器を加えた演出様式。

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精選版 日本国語大辞典 「管弦舞楽」の意味・読み・例文・類語

かんげん‐ぶがくクヮンゲン‥【管弦舞楽】

  1. 〘 名詞 〙 音楽を奏し、舞を舞うこと。
    1. [初出の実例]「モロモロノ Anjo quanguen(クヮンゲン) bugacuuo(ブガクヲ) ソウシ」(出典スピリツアル修行(1607)ロザイロの十五ミステリヨ)

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世界大百科事典(旧版)内の管弦舞楽の言及

【雅楽】より

…さらに唐楽には,純器楽曲である〈管絃〉と舞を伴う〈舞楽〉があるが,高麗楽は現在は舞楽のみである。舞楽と管絃とは,舞の有無だけではなく,音楽的にも様式を異にするが,本来舞楽曲であるものを,舞を省いて管絃の様式で演ずることがあり,これを〈管絃舞楽〉という。(2)の神道系祭式芸能には,〈神楽(御神楽(みかぐら))〉,〈東遊(あずまあそび)〉,〈大和(倭)歌―大和(倭)舞〉,〈久米歌―久米舞〉(第2次大戦後奏演されていない),〈大歌(おおうた)―五節舞(ごせちのまい)〉(1955年以後の奏演はない),〈誄歌(るいか)〉の6種目がある(このほか〈吉志舞(きしまい)〉〈田歌〉も《明治撰定譜》にあるが,現在は演じられていない)。…

※「管弦舞楽」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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