節事(読み)フシゴト

精選版 日本国語大辞典 「節事」の意味・読み・例文・類語

せち‐ごと【節事】

  1. 〘 名詞 〙 節日(せちにち)の食事。節供(せちく)
    1. [初出の実例]「こほりうちとけよするたしなみ 水鳥のけさせちことにうかびきて」(出典:俳諧・誹諧之連歌(飛梅千句)(1540)何第二)

ふし‐ごと【節事】

  1. 〘 名詞 〙 浄瑠璃の中で、詞(ことば)や劇的な部分でなく、節(歌謡)本位の部分。
    1. [初出の実例]「ふし事も、各所づくし四きの段」(出典:浮世草子・傾城色三味線(1701)鄙)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む