節劇(読み)フシゲキ

デジタル大辞泉 「節劇」の意味・読み・例文・類語

ふし‐げき【節劇】

《「浪花節なにわぶし劇」の略》浪花節丸本まるほん歌舞伎義太夫狂言)における義太夫節のように用いて行う劇。

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精選版 日本国語大辞典 「節劇」の意味・読み・例文・類語

ふし‐げき【節劇】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「浪花節劇」の略 ) 浪曲を歌舞伎のチョボのように用いて進行させる演劇明治末期から行なわれ、大衆演劇として一時は全国的に流行した。
    1. [初出の実例]「二年過ぎた今日、計らずもこの節劇(フシゲキ)なるものに面会しました」(出典:漫談集(1929)節劇といふもの〈大辻司郎〉)

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