節欲(読み)セツヨク

精選版 日本国語大辞典 「節欲」の意味・読み・例文・類語

せつ‐よく【節欲】

  1. 〘 名詞 〙 欲望をおさえること。私欲をがまんすること。禁欲制欲
    1. [初出の実例]「摂慾(セツヨク)や禁欲は無論、たとひ慾を離れた恋そのものでも道の妨害(さまたげ)になるのです」(出典:こゝろ(1914)〈夏目漱石〉下)
    2. [その他の文献]〔荀子‐正名〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「節欲」の読み・字形・画数・意味

【節欲】せつよく

制欲。

字通「節」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android