20世紀日本人名事典 「篠島秀雄」の解説
篠島 秀雄
シノジマ ヒデオ
- 生年
- 明治43(1910)年1月21日
- 没年
- 昭和50(1975)年2月11日
- 出生地
- 東京
- 出身地
- 福井県
- 学歴〔年〕
- 東京帝大法学部〔昭和6年〕卒
- 経歴
- 昭和6年三菱鉱業に入社したが16年田辺製薬専務に転出、戦後の20年11月三菱化成工業に入り、黒崎工場勤労部長から25年総務部長、常務、専務を経て副社長、39年社長に就任。アルミ精錬、石油化学への新規事業を展開、化成水島、三菱油化、三菱樹脂などの役員も兼ねた。49年7月会長になった。三菱化成の社長時代、生命科学の発展を目的に生命科学研究所を設立した。このほか日本化学工業協会会長、日経連弘報委員長、通産省産業構造審議会委員、日本蹴球協会理事長(東大時代サッカー部主将)などを歴任した。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報