篭手袖(読み)こてそで

精選版 日本国語大辞典 「篭手袖」の意味・読み・例文・類語

こて‐そで【籠手袖・小手袖】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 当世具足の袖の一種籠手の、肘(ひじ)から上の部分に取りつけた袖。〔日葡辞書(1603‐04)〕
  3. 武具籠手袋のように袖口を細く先すぼみに仕立てた袖。
    1. [初出の実例]「猿若勘三が小手袖の衣にてかるわざがあたった評判」(出典談義本・遊婦多数寄(1771)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む