簡厳(読み)かんげん

精選版 日本国語大辞典 「簡厳」の意味・読み・例文・類語

かん‐げん【簡厳】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 簡潔で威儀正しいこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「其言簡厳明白得失暁然」(出典:仮名草子・童蒙先習(1612)跋)
    2. 「御政体簡厳(カンゲン)にして人材を得易く」(出典:新聞雑誌‐三号・明治四年(1871)六月)
    3. [その他の文献]〔宋史‐李及伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「簡厳」の読み・字形・画数・意味

【簡厳】かんげん

簡素で厳正なところがある。〔宋史、李及伝〕介にして、治むる嚴なり。喜(この)んで下を慰し、人の善を(い)ふを樂しむ。

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