(読み)ラン

デジタル大辞泉 「籃」の意味・読み・例文・類語

らん【籃】[漢字項目]

[音]ラン(呉)(漢) [訓]かご
竹で編んだかご。「魚籃揺籃ようらん

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「籃」の読み・字形・画数・意味


20画

[字音] ラン
[字訓] かご・ふせご・かたみ

[説文解字]

[字形] 形声
声符は監(かん)。監に濫・(藍)(らん)の声がある。〔説文〕五上に「大きなる(かご)なり」とあり、〔段注〕に薫(くんこう)、ふせごであるという。上から衣をかけて、香を焚(た)きしめるものである。〔広雅、釈器〕に「筐なり」とあり、竹で編んだ籠。肩や背にかけるものを簣(あじか)という。

[訓義]
1. かご、竹であんだかご、大きなかご。
2. ふせご。
3. かたみ。

[古辞書の訓]
〔新字鏡〕籃 波古(はこ)〔名義抄〕籃 ハコ 〔字鏡集〕籃 アシカ・コ

[熟語]
籃筐籃子籃輿
[下接語]
花籃・魚籃・筐籃・籃・乗籃・竹籃籃・揺籃

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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