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米仏同盟 べいふつどうめいFranco-American Alliance of 1778

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

米仏同盟
べいふつどうめい
Franco-American Alliance of 1778

アメリカ独立戦争中にアメリカとフランスが結んだ同盟。 1777年秋,アメリカ軍サラトガの戦いでイギリス軍を破り,衝撃を受けたイギリス首相ノースは和平工作に乗出したが,アメリカ側は完全独立を要求し交渉は決裂した。この和平の動きは従来からアメリカのイギリスに対する抵抗を援助してきたフランスに動揺を与えた。フランス駐在公使 B.フランクリンはこの情勢を巧みに利用して,アメリカからの使節団とともにフランス外相ベルジェンヌと会談し,78年2月6日,米仏和親通商条約と同盟条約の2条約の締結に導いた。前者は両国が相互に最恵国待遇を与え合うことを約束したもの。後者はフランスとイギリスの間で戦争が勃発した際発効するもので同年6月 17日発効した。第2条でフランスはアメリカの「自由・主権・独立」を認めた。この条約の効果としてフランスの対米軍事経済援助は増大し,フランスの対米借款は 635万ドル強 (1792~95年に償還) ,対米軍事援助は約 200万ドルに達し,フランス遠征軍の参戦と相まってアメリカの勝利に寄与した。フランス側も宿敵イギリスの勢力を減殺するという所期の目的を果した。

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