米国とイスラエル

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米国とイスラエル

米国は1948年のイスラエル建国以来、アラブ諸国と対立する同盟国のイスラエルを物心両面で支えてきた。国連安全保障理事会でもイスラエルの利益を代弁し拒否権を行使。最大90発の核兵器を持つとされるイスラエルは核拡散防止条約(NPT)に加盟せず、核保有を明確にしない「あいまい政策」を採用。米国はニクソン政権(69~74年)がこれを黙認して以降、イスラエルの核保有を事実上是認してきた経緯がある。米国のユダヤ系有権者は共和、民主両党に強い影響力があり、イスラエルはワシントンを中心にロビー活動を活発に展開してきた。

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