米国の奄美群島統治

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米国の奄美群島統治

太平洋戦争敗戦後の1946年2月2日、連合国軍総司令部(GHQ)は沖縄周辺の支配権確立のため、北緯30度以南の南西諸島行政を日本から分離すると宣言米国による奄美群島統治が始まった。米軍施政権下では島外との正規の交易が断絶され、島民本土への渡航には旅券が必要になった。51年2月に「奄美大島日本復帰協議会」が発足し、返還運動が本格化。53年8月にダレス米国務長官(当時)が群島返還を表明し、同12月25日、日本に復帰した。

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