共同通信ニュース用語解説 「米大統領の弾劾裁判」の解説
米大統領の弾劾裁判
米憲法に規定された「反逆、収賄または重罪と不品行」に問われた大統領を弾劾罷免する訴追手続き。下院審議を経て弾劾訴追が成立した場合は、上院に弾劾裁判所を設置する。最高裁長官が議長となり、上院本会議で3分の2以上の議員が賛成すれば有罪・罷免の「判決」を下す。これまで弾劾裁判にかけられたのは第17代のジョンソン、第42代のクリントンの両大統領のみで、いずれも罷免は免れた。第37代のニクソン大統領はウォーターゲート事件で弾劾が迫ったが、自ら辞任した。(ワシントン共同)
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