米谷ふみ子(読み)コメタニフミコ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「米谷ふみ子」の解説

米谷ふみ子 こめたに-ふみこ

1930- 昭和後期-平成時代の小説家。
昭和5年11月15日生まれ。抽象画家をこころざし,関西女流美術賞をうける。昭和35年アメリカに留学,アメリカ人作家と結婚。自身の体験をとりいれて小説をかきはじめ,60年「遠来の客」で文学界新人賞,61年「過越しの祭」で芥川賞,平成10年「ファミリー・ビジネス」で女流文学賞。大阪出身。大阪女子大卒。本名は富美子。作品はほかに「風転草」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む