粒立(読み)つぶだつ

精選版 日本国語大辞典 「粒立」の意味・読み・例文・類語

つぶ‐だ・つ【粒立】

〘自タ五(四)〙
① たくさんの粒になって現われる。ぶつぶつと粒状になる。また、一つ一つがきわだってくる。比喩的にも用いる。あわだつ。
古事記(712)上「其の海水(うしほ)の都夫多都(ツブタツ)時の名を、都夫多都御魂と謂」
歌舞伎演出演技で、他より鮮明な印象を与える。粒が立つ。

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