精選版 日本国語大辞典 「粒選」の意味・読み・例文・類語 つぶ‐より【粒選】 〘 名詞 〙 多くの中からすぐれたものを選び出すこと。また、その選び出されたもの。よりぬき。えりぬき。つぶえり。[初出の実例]「有名な並び茶屋には粒選(ツブヨ)りの美人が居て奥の小座敷へ客を招いた」(出典:江戸から東京へ(1922)〈矢田挿雲〉八) つぶ‐えり【粒選】 〘 名詞 〙 =つぶより(粒選)[初出の実例]「左れば大阪に限って日本国中粒選(ツブエリ)のエライ書生の居やう訳けはない」(出典:福翁自伝(1899)〈福沢諭吉〉緒方の塾風) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例