粗目(読み)ザラメ

デジタル大辞泉 「粗目」の意味・読み・例文・類語

ざら‐め【粗目】

粗目糖」の略。
粗目雪」の略。
かき氷無色の砂糖シロップをかけたもの。みぞれ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例

精選版 日本国語大辞典 「粗目」の意味・読み・例文・類語

ざら‐め【粗目・双目】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 手ざわりがざらざらしていること。また、そのもの。
    1. [初出の実例]「ざら目(メ)の紙に、品よく朱の書名を配置した扉」(出典虞美人草(1907)〈夏目漱石〉一四)
  3. ざらめとう(粗目糖)」の略。
    1. [初出の実例]「白・三盆(さんぼん)・ざらめ・車糖(くるまたう)等は」(出典:東京風俗志(1899‐1902)〈平出鏗二郎〉中)
  4. ざらめゆき(粗目雪)」の略。〔氷雪の山(1948)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android