粗目雪(読み)ザラメユキ

デジタル大辞泉 「粗目雪」の意味・読み・例文・類語

ざらめ‐ゆき【粗目雪】

ざらめ糖のように大粒の積雪新雪日中とけ、夜間に凍ることを繰り返してできる。 冬》
[類語]みぞれ氷雨あられひょう白雪はくせつ白雪しらゆきダイヤモンドダスト淡雪綿雪牡丹雪粉雪細雪締まり雪小雪風花大雪豪雪どか雪吹雪吹雪く地吹雪雪嵐暴風雪ブリザード雪煙初雪新雪積雪根雪万年雪深雪しんせつ深雪みゆき残雪春雪

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精選版 日本国語大辞典 「粗目雪」の意味・読み・例文・類語

ざらめ‐ゆき【粗目雪・双目雪】

  1. 〘 名詞 〙 春季、日中にはとけ、夜間には再び凍結するという状態を繰り返してできる、ざらめ糖状の積雪。ざらめ。
    1. [初出の実例]「ザラメ雪は水と氷の混合物であるから」(出典:氷雪の山(1948)〈稲門山岳会編〉雪の性格と雪崩)

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世界大百科事典(旧版)内の粗目雪の言及

【雪】より

…層ごとに雪の密度,硬さ,雪粒の大きさなど雪質が違う。雪質の違いによって積雪は基本的には,新雪,しまり雪,ざらめ雪,霜ざらめ雪の4種に分類される(表3)。表面近くの新雪は雪の結晶がただ積み重なっただけのものであるが,その結晶形は昇華によって失われ,また,その上に次々に積もる雪の重みで全体が締まりつつ,〈しまり雪〉になる。…

※「粗目雪」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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