粗豪(読み)ソゴウ

デジタル大辞泉 「粗豪」の意味・読み・例文・類語

そ‐ごう〔‐ガウ〕【粗豪】

[名・形動]あらあらしいこと。たけだけしいこと。また、そのさま。
主人が年若く―なるに似もやらず」〈蘆花不如帰

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精選版 日本国語大辞典 「粗豪」の意味・読み・例文・類語

そ‐ごう‥ガウ【粗豪・疎豪】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) あらあらしく強いこと。あらっぽくたけだけしいこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「胆志麁豪、未鋒犯一レ手」(出典:宝覚真空禅師録(1346)乾・山城州西山西禅寺語録)
    2. 「森田は疏豪無策、梅田は精密有策」(出典:杉梅太郎宛吉田松陰書簡‐嘉永六年(1853)一二月七日)
    3. [その他の文献]〔呉志‐孫皎伝〕

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普及版 字通 「粗豪」の読み・字形・画数・意味

【粗豪】そごう(がう)

軽率で豪気。唐・白居易〔四十五〕詩 行年四十五 兩鬢たり 、詩は癖をし 粗豪、酒は狂を放(ほしいまま)にす

字通「粗」の項目を見る

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