粟散辺地(読み)ゾクサンヘンジ

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「粟散辺地」の意味・読み・例文・類語

そくさん‐へんじ‥ヘンヂ【粟散辺地】

  1. 〘 名詞 〙 ( 後に「ぞくさんへんじ」とも ) 辺地にある粟(あわ)を散らしたような小国。また、日本をさしてもいう。粟散辺州。粟散辺土。粟散国
    1. [初出の実例]「さすが我朝は粟散辺地(ソクサンヘンヂ)の境、濁世末代といひながら」(出典:高野本平家(13C前)二)
    2. 「粟散辺(ソクサンヘン)地の主、延喜帝王時平大臣が讒を信じ」(出典:太平記(14C後)一二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む