粟散(読み)ゾクサン

デジタル大辞泉 「粟散」の意味・読み・例文・類語

ぞく‐さん【×粟散】

《古くは「そくさん」》あわ粒をまいたように細かく散らばっていること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「粟散」の意味・読み・例文・類語

そく‐さん【粟散】

  1. 〘 名詞 〙 ( 後に「ぞくさん」とも ) 粟粒(あわつぶ)のように、細かく散ること。また、粟粒を散らしたように点在する小国
    1. [初出の実例]「天神地祇、悉離妄想、粟散塵数、共会極楽」(出典江都督納言願文集(平安後)一)
    2. 「日本は粟散の小国なれども」(出典:応永本論語抄(1420)子罕第九)
    3. [その他の文献]〔法苑珠林‐一一〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「粟散」の読み・字形・画数・意味

【粟散】ぞくさん

ちりぢりになる。

字通「粟」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む