精進物(読み)ソウジモノ

精選版 日本国語大辞典 「精進物」の意味・読み・例文・類語

しょうじん‐ものシャウジン‥【精進物】

  1. 〘 名詞 〙 野菜、海藻、穀物類ばかりで、魚介、肉類を使わない食物植物質の食物。しょうじもの。
    1. [初出の実例]「止魚類以精進物饗之」(出典九暦‐九条殿記・大臣家大饗・天慶六年(943)正月一〇日)

そうじ‐ものサウジ‥【精進物】

  1. 〘 名詞 〙しょうじんもの(精進物)
    1. [初出の実例]「さうじものなければ、むまときより後に、揖取のきのふつりたりし鯛に、銭なければ、米をとりかけて、おちられぬ」(出典:土左日記(935頃)承平五年一月一四日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む