生臭物(読み)ナマグサモノ

精選版 日本国語大辞典の解説

[1] 〘名〙 なまぐさいもの。魚介や肉など。また、それを使った料理。
※咄本・一休咄(1668)一「老僧こそなまぐさ物まいらば、ばちはあたるべけれ」
[2] (腥物) 狂言。和泉流。こがね作りの太刀を主人のおじのもとに返しに行くよう命じられた太郎冠者は、用心のためなまぐさ物のように藁苞(わらづと)に入れて持って行くが、途中男におどされて奪われてしまう。主人が話を聞いて、男を待ちぶせして捕えるが、太郎冠者の失敗で逃がしてしまう。江戸初期の大蔵虎明本にみられる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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