糠浦(読み)ぬかうら

日本歴史地名大系 「糠浦」の解説

糠浦
ぬかうら

[現在地名]河野村糠

糠川河口から内陸部に延びる半農半漁の村。北はすげ(現武生市)南東は海岸沿いの甲楽城かぶらき浦。永正五年(一五〇八)一一月二四日付浦・山内馬借定書(西野家文書)に「ぬか浦」とみえ、中世山内やまのうち馬借の下で越前海岸と府中(現武生市)を結ぶ西街道の運送に携わった。

初め福井藩領、正保二年(一六四五)松岡藩領、享保六年(一七二一)再び福井藩領。正保郷帳によれば田方九石余・畠方二九石余。寛政四年(一七九二)の支配下村々高家人数留(「越前宗門帳」所引)によると家数一三四(高持一二・雑家一一九)、人数六一八。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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