糸切底(読み)いときりぞこ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

糸切底
いときりぞこ

土器あるいは陶磁器底部に指紋状の筋のあるものをいう。轆轤 (ろくろ) で成形した土器を台から取るときに,1本の糸の両端を持って強く引きながら切り離すので,このような跡が残る。轆轤の右回り左回りによって,筋の文様が違ってくる。縄文土器弥生土器にはみられず,土師器 (はじき) の一部,須恵器から以後のものには多くみられる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

GAFA

グーグル(Google)、アップル(Apple)、フェースブック(Facebook)、アマゾン(Amazon)の4社のこと。頭文字を取って称される。いずれも米国を代表するIT企業であり、4社は世界時価...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android