糸遊結(読み)いとゆうむすび

精選版 日本国語大辞典 「糸遊結」の意味・読み・例文・類語

いとゆう‐むすびいとゆふ‥【糸遊イウ結】

  1. 〘 名詞 〙 装飾として衣類調度につける色糸の緒(お)の飾り結び。装束の上差(うわざし)袖括(そでくくり)、扇や几帳の緒の余りを飾り結びとし、ときに糸花(いとばな)などを加える。置きくくり。
    1. [初出の実例]「織物・薄物に、あるはいとゆふむすび、唐衣・裳などの、言ひ尽くすべくもあらぬに」(出典:栄花物語(1028‐92頃)音楽)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む