精選版 日本国語大辞典 「糾紛」の意味・読み・例文・類語 きゅう‐ふんキウ‥【糾紛】 〘 名詞 〙① 入り乱れること。もつれ乱れること。紛糾。[初出の実例]「両鬢の花(かつら)雲に糺紛(キウフン)し」(出典:三国伝記(1407‐46頃か)六)「複雑糾紛にして解くべからず」(出典:人事の壮観(1895)〈柏井園〉)[その他の文献]〔左思‐魏都賦〕② 山や丘などの重なりあうこと。[初出の実例]「『シイルラネヴァタ』の山を越れば、乱嶺糾紛して、平原を開く」(出典:米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「糾紛」の読み・字形・画数・意味 【糾紛】きゆう(きう)ふん 入り乱れる。また、山が重なり合う。唐・李華〔古戦場を弔ふ文〕乎として沙垠(かぎ)り無く、夐(はる)かに人を見ず。河水帶(えいたい)し、群山たり。(あん)として慘悴し、風悲しみ日(く)る。字通「糾」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報