紅柑子(読み)べにこうじ

精選版 日本国語大辞典 「紅柑子」の意味・読み・例文・類語

べに‐こうじ‥カウジ【紅柑子】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ミカン科の常緑低木。中国中部沿岸、済州島の原産。高さ約二メートル。柑橘一種果実は扁球形で表面は平滑橙黄色光沢がある。外皮はきわめて薄い。一〇室程度に分かれ、果肉はかたく橙黄色で酸味が強い。《 季語・冬 》
  3. 染色の名。紅色がかった赤みを帯びている黄色。紅色を帯びた柑子色(こうじいろ)。紅蒲(べにかば)
    1. [初出の実例]「紅かば 一名紅かうじ、俗に紅うこんと云」(出典:手鑑模様節用(1789か)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「紅柑子」の解説

紅柑子 (ベニコウジ)

植物。ミカン科の常緑低木。ベニミカンの別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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