紅線(読み)こうせん

精選版 日本国語大辞典 「紅線」の意味・読み・例文・類語

こう‐せん【紅線】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 赤色の線。赤色のすじ
    1. [初出の実例]「井の軒に猶予せし、落日の紅線も漸く銷(き)えて」(出典帰省(1890)〈宮崎湖処子〉六)
  3. 赤色の糸。
    1. [初出の実例]「紅線代千弐百疋到来」(出典:実隆公記‐享祿四年(1531)後五月一八日)
    2. [その他の文献]〔白居易‐紅線毯詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「紅線」の読み・字形・画数・意味

【紅線】こうせん

赤い糸。唐・白居易〔紅線毯〕詩 染めて紅線と爲すに、よりも紅し りて披香殿上の毯(たん)と作(な)す

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