紅藻類(読み)コウソウルイ(その他表記)Rhodophyta; red algae

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「紅藻類」の意味・わかりやすい解説

紅藻類
こうそうるい
Rhodophyta; red algae

クロロフィルa・d,フィコシアン,キサントフィル,カロテンのほかに多量のフィコエリトリンを含んでいるので体色が紅色,紫色を呈する藻類。細胞内に同化生成物として紅藻デンプンおよび油脂をたくわえる。なかにはトレハロースやフロリドシド,イソフロリドシドなど (緑藻などのショ糖にあたる) をたくわえるものもある。単細胞のチノリモ Porphyridiumからオゴノリ Gracilariaのように数mに及ぶものまである。海産が多く,淡水産のものは少い。いずれもその生活史に有毛の細胞を生じることがない。有性生殖は無毛の雄精子が造果器と称する雌性の器官に到達して果胞子を形成する。体色が紅色であることにより,比較的波長の短い光線をよく吸収できるので,緑藻類や褐藻類よりも深い海に生育できる。

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