紅頭豆科(読み)こうとうまめか

精選版 日本国語大辞典 「紅頭豆科」の意味・読み・例文・類語

こうとうまめ‐か‥クヮ【紅頭豆科】

  1. 〘 名詞 〙 双子葉植物の科名。二〇属約三八〇種が知られ、主に旧世界の熱帯に生育する低木で他の樹木に巻きつく。葉は互生し、托葉はない。花は放射相称円錐花序をなし五数性。萼(がく)は五枚、時に基部が合着する。五個の花冠は瓦状。まれに弁状。雄蕊は一〇または五個、時に下部が合着する。五または四、時に一個の離生する子房上位で、各々二個の卵子を持つ。果実は普通袋果。系統上、マメ科近縁なことからこの名が与えられた。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android