精選版 日本国語大辞典 「紋日物日」の意味・読み・例文・類語 もんび‐ものび【紋日物日】 〘 名詞 〙 江戸時代の遊里における特別の日である、紋日と物日の並称。「紋日」は「物日」の変化した語とされ、本来両者は同義であるが、両者を並べて遊里の特別な祝いの日をいうことが多い。→物日・紋日。[初出の実例]「女郎の真実といふは、客の貧福に任せて相応に紋(モン)日物日寐道具、小袖の物入をかこい」(出典:洒落本・水月ものはなし(1758)上) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例