納島(読み)のうしま

日本歴史地名大系 「納島」の解説

納島
のうしま

[現在地名]小値賀町納島郷(のうしまごう)

小値賀島の北に位置する。北部の田浦(たのうら)海岸は平家の落人が上陸したところと伝え、付近の屋敷跡はそれにかかわるという。同じく平家落人伝説を伝える八衛門(はちえもん)ヶ浦やガンゴジョウ山がある。ハダカ瀬の海底より碇石二本が引上げられ、文永・弘安の役の折のモンゴル軍船が用いていたとも、古代のものともいわれる。近世初期にキリスト教禁令下で弾圧されて殉教した看坊アウグスチノ大田や、百姓の三郎右衛門らで知られるキリシタンの島であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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