納采(読み)のうさい

精選版 日本国語大辞典 「納采」の意味・読み・例文・類語

のう‐さい ナフ‥【納采】

〘名〙 結納(ゆいのう)をとりかわすこと。聘(あと)うこと。現在では、皇族の場合などにいう。
史記抄(1477)一七「納采問名なんどと云婚礼どもをして女を迎こそするものであるに」 〔礼記‐昏儀〕

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デジタル大辞泉 「納采」の意味・読み・例文・類語

のう‐さい〔ナフ‐〕【納采】

結納ゆいのうをとりかわすこと。現在では皇族の場合にだけいう。「納采の儀」

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普及版 字通 「納采」の読み・字形・画数・意味

【納采】のう(なふ)さい

婚礼の礼物。〔儀礼、士昏礼〕昏禮には、下(上下通達)してに鴈を用ふ。

字通「納」の項目を見る

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